日本の奨学金制度について考えみた
ブログ記事第2弾です
現役高校生ならではの切り口で書いていきたいと思います。
奨学金について
日本の奨学金制度は2つある
一つは、無利子型(第1種と呼ばれる)
もう一つは、有利子(こちらは第2種)
もちろん、無利子型をもらうには成績におい
て一定の条件をクリアしなければならない
自宅外の国公立でもらえる無利子型奨学金が5万ちょい
有利子の方は3万から12万まで数種類の中から選択
大学での勉強に専念したいのでバイトはやらないと仮定する
当然、無利子型だけでは生活できないので、第2種と併用、第2種の中から10万か12万を選択する
10万を選んだ場合、第1種と合わせて合計15万円の奨学金
さて、これで卒業後、奨学金を返すのに何年かかるのか
この場合、毎月約3万を20年だそうだ
つまり、3万✖️12ヶ月✖️20年=720万笑
笑える話(笑うしかない)
何が言いたいか
日本の若者は、社会に出るスタート地点ですでに多額の借金を背負ってるというとこと
そして、それは大学に出たらすぐに定職につけっていう暗黙のメッセージだと感じる
海外留学でもしようものなら、さらに借金だ
奨学金といえば聞こえはいいが、事実上ただの教育ローン、金貸し
これは、OECD加盟国と比較すると、当たり前ではない
むしろ、給付型の方が主流
未来の日本を担っていく若者にスタート地点から借金させるこの国の教育制度
窮屈なように感じる。働くことが前提らしい
大学卒業したら、すぐ就職しなければならない。夢を追う若者はどうすればいいのか。切迫した生活で、焦燥感に耐えられず、夢を諦めてしまう若者達がどれだいるだろうか。
選択の自由が狭まる
若い世代に冷たい社会だと感じる
実際に多くの若者が多額の借金の返済に苦しんでいることが深刻な問題となっている
教育は国の基盤をつくる。教育に投資する価値は十分にある
返さないといけない奨学金は当たり前ではない
今年の夏の参議院選、教育制度改革を訴えている政党は見当たらなかった。
しかし、若者が選挙に行き、少しずつ声を上げることで変えられるかもしれない
若い世代の皆さん、選挙に行かないといつまでも若者にとって冷たい社会のままですよ